社会福祉法人五島会　介護老人保健施設　五島福寿園のホームページ

１１月１０日と１６日を利用して、社会福祉法人五島会の全職員を対象に新型コロナウイルス感染症事業継続計画（ＢＣＰ）のシミュレーションを行いました。今年から施設には、事業継続計画（ＢＣＰ）の作成が義務付けされ、年２回の研修とシミュレーションが求められています。今回は６月に行ったシミュレーションの研修に引き続き、内容の確認と「感染を想定」して防護服の着脱について、シミュレーションしました。次回は、安全区域・危険区域そしてゾーンでの対応についてシミュレーションを計画しています。

参加した職員は、実際を想定してということで真剣そのもの。何度も着脱の確認を行い、事態に備えて研修していました。ＢＣＰ研修やシミュレーションは介護施設にとって必須となっていることから継続して取り組んでいく方針です。

　１０月２２日、文化保育園の園児と交流を行いました。入所者そして通所者の皆さんは、園児の踊りに目を細めていました。「子供はかわいいね！」「とても衣装がかわいいよ！」「また、これで長生きするね」など大喜び。園長先生のはからいで、肩たたきや肩もみそして写真撮影、最後は握手と小さな手を握りしめ涙する利用者もいました。短い時間ではありましたが、子供たちにとっても利用者にとっても素敵な時間を過ごすことができました。園児のみなさんと先生方に感謝しております。ありがとうございました。

五島福寿園では１０月３日に入所者の敬老会そして１０月１６日に通所利用者の敬老会を行いました。コロナ禍ということで感染予防のため、入所者と通所者を分けて開催しました。入所者の敬老会では、職員によるギターの弾き語りや園芸活動のチームでの出し物など短時間に練習した踊りを披露していただきました。一方、通所利用者の敬老会では、「敬老会のど自慢」と題してのど自慢を披露しました。それぞれの敬老会では米寿・白寿のお祝い表彰を行うなど、年に一度の高齢者を祝う行事として大いに盛り上がりました。来年もまた素晴らしい演技や歌を期待しています。

8月2日、三井楽漁港で新船の披露とお祝いに通所利用者を連れて参加しました。風にたなびく大漁旗に歓声が沸き上がり、新船を囲むように地域の皆さまがお祝いに訪れていました。参加した利用者の一人は、このような「船祝い」が年々少なくなってきており寂しく感じると話していました。餅まきが新船の上から行われ集まった皆さんは楽しんでいました。参加者には樽酒が一合升でふるまわれ、利用者もおいしくいただきました。好天にも恵まれ昔を思い出しながら地域との交流を楽しんでいました。

6月28日と11月22日の2回、五島福寿園では消防総合訓練を行いました。中村防災と消防署職員の見守る中、夜勤者による初期消火、通報、避難誘導を全職員参加で行いました。訓練後は消防署職員より総評をいただき、次回の訓練に活かしています。また、通報・避難誘導訓練の後には、園庭において消火器を用いての消化訓練も行っています。

さらに、自然災害を想定しての毛布や布団を利用しての避難訓練を実施して、災害に備えた備品の点検や持ち出し品の確認を行い災害にも備えました。